鳴く虫専門店AkiMushiの日常小咄や愚痴?がこぼれるブログです。
by nakumushi
カテゴリ
全体生体ネタ 中国現地ネタ 道具ネタ その他ネタ 資料とか 以前の記事
2016年 05月2014年 07月 2012年 07月 2012年 05月 2012年 04月 2011年 10月 2011年 08月 2011年 06月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2008年 11月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2007年 10月 検索
その他のジャンル
記事ランキング
|
鳴くと思ってた
ヤエヤママツムシモドキです。
コレは今年に捕まえた個体ですが、初めて本種を捕まえたのは、10年くらい前の事だったと思います。 関東にはマツムシモドキの仲間が生息していない為、当時の私にとっては、ちょっと物珍しい直翅であり、、初めて見つけた時は、必死になって捕まえました。 なんか、極限られた範囲に密集、または発生する性質があるようで、 道路沿いのオオイワガネという木、1本で幼虫やら成虫やらを50匹くらいは採ったと記憶してます。 正直、初めての採集時は、コレがなんだか分からず、マツムシモドキの仲間なのだろうな、くらいの認識でした。 捕まえた個体をすべて一緒のケースに入れて飼育していたら、早速、1匹が良い声で鳴き始めました。 カネタタキ類のような音で、チ・チ・チ・チ・・・・と。 「これは、良い虫だ・・・」なんて思っていましたが、いつも鳴いているのは一匹。 これだけ数が居て、一匹しか鳴かないのはおかしいと思い、よく観察していたら、イソカネタタキのオスが1匹だけ混入したいた。 という、ヤマもなく、オチにもなっていないつまらない話でした。 そうです。当時は知らなかったのですが、本種を含む、マツムシモドキ類は全種鳴きません。 なんか、見た目では、鳴きそうな雰囲気なんですけどね・・・ ↑この写真はヤエヤママツムシモドキの終令幼虫。 むしろ成虫よりがっしりした体型で、かなり印象が違います。
by nakumushi
| 2010-11-12 04:27
| 生体ネタ
|