鳴く虫専門店AkiMushiの日常小咄や愚痴?がこぼれるブログです。
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ブログの趣旨が・・・
南西諸島の鳴かない直翅紹介になってきてしまいました。
今回はコバネコロギスです。 国内に数種類が含まれていると思うのですが、分類が非常に混沌としています。 違いや特徴については触れませんが、現行の書籍に書いてあること、私が見て感じてることとで、食い違う部分も結構あるので、ちょっとずつでも自分なりに整理して行きたいなと思っている今日この頃です。 オオコバネコロギスと言われるタイプ。 同じくオオコバネコロギスと同タイプとなっていますが、かなり違います。(翅の形も全然違うし・・・) 普段は、あるか無いか分からない程度の翅ですが、脱皮の時だけは、伸ばして乾かすのではっきりと認識できます。 そのほか、八丈島等に生息するタテスジコバネコロギスがいますが、やはり、普通のコバネコロギスやオオコバネとよく似ています。 あと、沖永良部にはクロガネコバネたるものがいるらしいですが、見たことがないので・・・・ ところで、このコバネコロギスですが、 コロギスの仲間では一番飼い易いような気がします。 ヒノマルや普通のコロギスは結構飼育に癖があり、長生きさせるのが難しいように思うのですが、 コバネ類は、乾燥気味に管理し、しっかりと飲める水場だけ用意すれば、成虫からの飼育でも3~4ヶ月生きることもあります。 ただ、コロギス類全体に言えることですが、あまり大きな昆虫を沢山食べさせると消化不慮なのか? 体調を崩しやすいので注意。 ご存知のとおり、コロギス類は鳴かず、タッピングと言う方法で音を出しますが、 このタッピングも、コバネコロギスでは比較的頻繁に行うので、飼育してると、鳴く虫を飼っているような錯覚になることもあります。 すたこら歩きながら、一瞬止まったと思った瞬間に、タララララララと音を出し、 また、すたこら歩いて、しばらくすると同じように音を出します。 その忙しない姿は、妙に愛嬌があります。 もし、コバネコロギスとその仲間に出会う機会があったら、一度飼育してみては如何でしょう?
by nakumushi
| 2011-08-07 23:16
| 生体ネタ
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